施工事例
- 物件No.96
- 住宅リノベーション
戸建て住宅におけるコの字型キッチンの交換(西区/N様)
【お客様のご要望】
- キッチンの交換
- コーナー部分の収納を使いやすいものにしたい
- 既存のオーブンを流用
【弊社の取り組み】
「同線の見直し」
今回キッチン自体の形を見直すことも検討されていましたが今回はコの字型のままで、キッチンの寸法と電源の位置を見直しています。
それにより、キッチンの外に配置されていた冷蔵庫をキッチンの中に収められるようになり、大幅に動線の短縮となりました。
基本的にキッチンの下にはフローリングが貼られていないため、今回のようにキッチンを小さくしたり、形や配置が換わる場合は床材の仕上に関して何らかの補修が必要になります。
しかし、たとえば同じ品番のフローリングを取り寄せても製造ロットにより見た目に差があったり、そもそも廃盤になっているケースも多いので、部分的に見た目を変えて仕上げるか、床全面を施工して対処する事になります。
今回は内装のやり直しは最小限に収める方針で進めており、幸いにも以前の施工にて余ったフローリングの材料をN様が保管なさっていましたので、その材料を用いて違和感のない部分的な補修を行う事ができました。
「キッチンの背面を造作で収納に」
コの字型キッチンには決まりましたが、次にコーナー部分の収納について使い勝手がもっと良くならないかとご相談をいただきました。
コーナー収納用のユニットは便利ですが、やはりスペースに対しての収納量が少なくなる事は否めません。
そこで今回は、メーカーのコーナーユニットは用いず、コーナー部分に対してキッチンの外からアクセスできる収納を造作致しました。
両開きの扉は特注で制作しており、腰壁と同じ仕上げ材〈サンゲツ|リアテック:TX-5196〉を用いる事と、持ち手のないプッシュオープンタイプにすることで美しく収まりました。お選びいただいたシックな仕上げ材やカウンターも、シンプルな見た目によく合っていますね。
今回のケースは弊社でも初めての試みでしたが、仕上がりにお喜び頂くことができました。
「既設ビルトインオーブンの流用」
キッチンに内蔵されたオーブンに関しては以前に一度交換をしており比較的新しいため、オーブンのみ既存の物を流用したいとのことで現行のシステムキッチンから規格の合うものを使って施工を行っています。
イレギュラーかと思われるようなご相談でも、できる限り形にできるよう努めますのでぜひお気軽にお聞かせください。
【工事内容】
- 解体工事
- 大工工事
- 内装工事
- 電気設備工事
- 空調設備工事
- 給排水設備工事
- 美装工事
それではビフォーアフターの写真をご紹介します。
キッチン
- BEFORE
- AFTER
キッチン交換
腰壁やりなおし〈サンゲツ|リアテック:TX-5196〉
収納造作(特注建具)
天井:岩綿吸音板一部補修
壁:一部クロス貼替
タイル貼替〈リクシル:DTL-SET/SOL-2A〉
床:一部補修
キッチン
- BEFORE
- AFTER
キッチン交換
腰壁やりなおし〈サンゲツ|リアテック:TX-5196〉
収納造作(特注建具)
天井:岩綿吸音板一部補修
壁:一部クロス貼替
タイル貼替〈リクシル:DTL-SET/SOL-2A〉
床:一部補修
収納
- BEFORE
- AFTER
キッチン交換
腰壁やりなおし〈サンゲツ|リアテック:TX-5196〉
収納造作(特注建具)
天井:岩綿吸音板一部補修
床:一部補修
収納
- BEFORE
- AFTER
キッチン交換
腰壁やりなおし〈サンゲツ|リアテック:TX-5196〉
収納造作(特注建具) ※内部可動棚設置
天井:岩綿吸音板一部補修
床:一部補修