今回は3階建て２世帯住宅の、2.3階部分の改修を承りました。

今回の改修図面です。(クリックすると大きくなります)

【お客様のご要望】

• 内装のやりなおし
• 建具の交換
• 住宅設備の交換

【弊社の取り組み】

「新たな間取りのご提案」

当初お話を聞いていた際は、大幅な間取りの変更はなく、フローリングや壁紙、建具の交換などが主なご要望でしたが、少なからず間取りの変更を行うのであればと、別の案も合わせてご提案とお見積りを進めさせていただきました。

2階に関してはシンプルに大きな２部屋を想定されていましたが、構造上撤去のできない柱がある事と、収納の類が不足するのではという仮定により、収納とファミリークロークを設けた案をご提案いたしました。

その他の部屋も十分に広く確保した上で、不格好に見えてしまう柱は収納の内部に取り込んで各部屋にも収納を設けています。

ご提案したこちらの一案については当初見込まれていたご予算を超えるものでしたが、弊社のプランを採用いただくことができました。

上記のように、2階については全体の改修、3階については全体の内装のやり直しと、洗面台とトイレの水回りに限って、間仕切りのやり直しを伴う改修を行っています。

「浴室の段差をフラットに」

元々は洗面所と浴室内には250㎜程の段差がありました。今回はできる限りそれを改善すべく、足元のコンパクトなユニットバスを採用しています。今回は基準となる床レベルに変更があった事もあり、リビングから浴室までをフラットに仕上げる事ができています。

掃除の手間などの観点から、ご希望のあったように浴室内の窓は殺してユニットバスを交換しています。浴室の壁パネルはワントーンで統一されており、全体の雰囲気に合うようなシンプルな浴室となっています。

トイレについても元々は床レベルが一段低くなっており、部屋自体も比較的狭いつくりでした。今回の改修に伴いできる限り部屋を広げて、床レベルも浴室同様に段差のない仕上がりにしています。

「既存階段をそのままに改修」

２階から3階、3階から屋上階にかけての階段については、既存の階段をそのままに改修を行っています。

2階からの階段については新たに壁を設けて少し目線の通りにくいようにし、新しく綺麗にしたその他の場所と、既存の階段との差が目立ちにくいようにしています。

3階から屋上階にかけては大きな間仕切りの変更が無いように、そのままの階段を残しています。

【工事内容】

• 解体工事
• 大工工事
• 内装工事
• 電気設備工事
• 空調設備工事
• 給排水設備工事
• 美装工事

それではビフォーアフターの写真をご紹介します。