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居室の数を減らすリノベーションについて
こんにちは、本日も田端がお送りいたします。
さて今回は、タイトルにもある通り、リノベーションお任せいただきましたK様宅について少しお話をしようかと思います。
早速ですが図面をご覧いただきましょう。
お手洗い、洋室1.2に関しては床の貼替のみであったり、必要な箇所に限って施工をしています。
最終的に6割ほどがスケルトンになった工事ですね。
施工事例もありますので、よければ合わせてご覧ください。
マンションの一部解体リノベーションと内装工事(守口市/K様)
さて今回はどうしてこちらのK様宅を取り上げたのかというと
”居室の数を減らしてその他のスペースを充実させる”
という昨今多い事例をご紹介したかったためです。
お子様の独り立ちによって持て余すようになった部屋がある、和室が生活スタイルに合わない、物置と化しているが使い勝手の良くない部屋がある、テレワークが続いているが適した場所が無い、等々。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
今回取り上げるK様宅は、4つの居室のうち2部屋は内装の工事だけを行い、残る2部屋を解体する上でどういった家づくりをするか。という検討から始まったこともあり、今回取り上げたかった題材としてはとても分かりやすい例なのではないかと思います。
今回については特に
- LDK
- 玄関
- 収納
- 洗面所
のスペースを充分にとりたいというのが主なご希望でした。
- LDK
くつろげる空間をもう少し広くし、もう一つの窓をLDKに取り込むことでより明るい空間としています。
- 玄関
ワンちゃんと暮らすK様にとって、玄関の広さは暮らしやすさに大きく影響する一因と言えますね。
- 収納
収納に関しては、亡き旦那様のコレクションを引き続き保管しておきたい。との理由からご希望いただいたものとなります。
元々居室にラックや本棚を用いて陳列されていたものを、家具を用いることなく収納に収めておくための造作を行いました。
おなじ面に、お写真を飾る事の出来るカウンターも設けています。
- 洗面所
お一人の暮らしという事で、洗面所と廊下を隔てる建具は用いず、LDKから洗面室まで温度差が生じない作りとなりました。
洗面所を広くした事に伴い洗面台も幅の大きい物に交換しており、元来よりも開けた洗面室となっています。
以上が今回の大まかなご要望と、弊社の行った施工内容となります。
仕様の見込みのない居室を、その他の用途に充てることで専有部分をロスなく生かし切ることが叶いました。
冒頭に記した”居室の数を減らしてその他のスペースを充実させる”目的が達成された一例と言えるのではないでしょうか。
他にも、このような施工例があります。
リビングに面した和室を解体して、広いリビングとしつつも必要に応じて客間として機能する空間を作れるようにウォールスクリーンを用いています。
さらにリモートワークのための書斎と、ファミリークロークを新たに作っています。
使用用途のあいまいだった和室部分をそれぞれはっきり役割のある空間に割りあてて、有効活用を図っています。
詳細についてはこちらをご覧ください
というように、使い勝手の良くないエリアに心当たりのある方は一度リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
とは言ってもどんな間取りにできるのか分からない。という時こそ工務店の出番ですので、是非お気軽にご相談ください。
それでは本日は以上です、ご覧いただきありがとうございました。